機械部品加工・製造の⽣産性を上げる⾃動希釈装置ガイド
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オートミックスⅡ(AM-Ⅱ型)

引用元HP:広和エムテック公式HP
http://www.kowa-m.co.jp/products301.htm
目次

オートミックスⅡ(AM-Ⅱ型)の特徴

FMS・無人運転でもミキシングと自動供給が可能

産業用ロボットなどの活用によって自動化したFMS(フレキシブル生産システム)や、無人運転において課題なのは、切削油の濃度や希釈時に管理者が必要ということでした。

せっかくの自動化・無人化をより効率的にするために、オートミックスⅡではクーラント切削液を、設定濃度でミキシングでき、自動供給も行えます。

高性能ミキシングエジェクターにより、溶けにくい原液も完全ミキシングでき、一定濃度で希釈された切削液を供給します。

3カ月放置後も変化しない高い混合性能

市販の水溶性切削液原液を、同じ希釈濃度で棒による撹拌と、オートミックスでの混合を行い、粒子の大きさを比較する性能実験を行っています。

テスト条件を同じにした実験によると、棒で撹拌した方は粒子の大きさが不均一で密度が低いのに対し、オートミックスで混合した方は粒子が細かく均一で、密度も高いことがわかりました。

また3カ月放置すると、棒で撹拌した方は茶褐色に変色して原液が分離したのに対し、オートミックスで混合した方に変化は見られませんでした。

参照元:広和エムテック公式HP(http://www.kowa-m.co.jp/performance102.htm

省スペースで移動もできる

外寸サイズは400×920×1140mmと、コンパクトです。狭い場所でも省スペースで設置でき、場所をとりません。

また足にキャスターが付いているので、移動が楽にできます。どこにでも設置でき、手軽に移動できるので用途も広がります。

オートミックスⅡ(AM-Ⅱ型)の製品DATA

オートミックスⅡ(AM-Ⅱ型)の導入事例

情報が見つかりませんでした。

オートミックスⅡ(AM-Ⅱ型)のメーカーについて

独自の技術により浮上油・浮遊物の回収・分離および処理装置、排水処理のための固液分離・油水分離装置を開発してきた広和エムテック。

広和エムテックが研究開発した新しい表層液吸引装置「Qポットシステム」は、吸引液の浮力によって液面の変化に追従して常に表層液だけを吸引し、設置後の水位変動に対しても調整が不要です。日本をはじめ世界各国でも特許を取得しており、環境対策としてさまざまな場所で使用されています。

メーカー名広和エムテック株式会社
所在地広島県福山市引野町5-15-9 広和ビル
問い合わせ番号084-943-7734
公式URLhttp://www.kowa-m.co.jp/index.htm
現場の生産方式別・切削油
(クーラント)

⾃動希釈装置3選

ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。

連続生産方式
現場には
自動希釈装置
「MAKKY-MINI 65-D」

Makky Mini 65-D(真岐興業株式会社) 引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈液をエアーポンプで供給する方式を採用。加圧タンク不要で内圧の変動による作業中断の発生なし。長時間の連続稼働でも希釈液を安定供給。
  • 離型剤(原液)の空容器を希釈液のタンク代わりにして利用する仕組み。専用タンクを必要としないため、洗浄や補充による作業中断が無い
  • 生産環境や特殊な作業条件に合わせて機能追加可能。圧送ポンプの自動復帰回路やマシンインターロック、凍結防止ヒーターなど。

公式サイトで
装置の仕様をチェック

受注生産方式
現場には
クーラント自動希釈装置
「MX-600C」

クーラント自動希釈装置(株式会社CEM) 引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈率を1.0~20.0%の範囲で精度±0.2%で管理。受注生産方式で求められる製品ごとに異なる濃度に設定できるため、個別の品質基準にも対応可
  • 使用量や濃度設定を記録する機能があるため、受注ごとの履歴管理可。品質管理の問い合わせにも対応しやすく、受注生産の信頼性が高まる。
  • 一つの装置で複数の異なる希釈率を同時に設定・供給可能(オプション機能) 。顧客のニーズや仕様に応じた対応ができる

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ロット生産方式
現場には
クーラント液管理システム
「Will-Fill AIO」

クーラント液管理・自動調整システム(WILL-FILL) 引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)

特徴
  • クーラント液のレベルや濃度、水圧、ポンプの速度など、12種類のパラメータを同時に測定・管理可。異なる製品ごとに別の条件が必要になるロット生産に適する。
  • クーラントの残量監視と補給機能により、異なるロットでも連続して作業が行われる。手動操作が少なく、生産の流れを途切れさせない。
  • 定期的にクーラント液の状態を整える機能を搭載。液体成分が均一に保つことができ、ロットごとの品質ばらつきを防げる

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