機械部品加工・製造の⽣産性を上げる⾃動希釈装置ガイド
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自動希釈バルブ KS-ADVシリーズ

KS-ADV
引用元HP:ケイエステック公式HP
https://kstech-eslim.com/自動希釈バルブ/
目次

KS-ADVシリーズの特徴

バルブを開くだけで希釈濃度を調整

自動希釈バルブKS-ADVシリーズは、ドラム缶・ペール缶・一斗缶に取り付けて使用する装置です。水圧により負圧を発生させることで原液を吸い上げ、水に混入させて任意の濃度に希釈します。電気・エアーは不要、バルブを開くだけで水溶性クーラント液・洗浄液の希釈作業を行うことができます。

圧力計とダイヤルで
濃度管理もスムーズ

KS-ADVシリーズには圧力計が設置されており、数値を見ながら安定した濃度管理を行えるのが特徴です。濃度の設定についても、ダイヤルで容易に調節することができます。直接原液に触れることがないため手が汚れず、誰でも濃度管理が可能です。環境についても、圧力0.1Mpa以上の水を供給できれば設置場所を問いません。

環境によっては微調整が必要

KS-ADVシリーズで希釈できる液体は、希釈粘度10%で動粘度(40℃)MAX150mm2/s(cSt)くらいまで。ただし使用環境によっても異なるため、メーカーに問い合わせてから使用したほうがよいでしょう。

また、KS-ADVシリーズで設定した濃度については、水圧が一定であれば変化しないのが特徴です。一度調整を行えば、バルブを開くだけで任意の濃度の希釈液を作成できます。ただし原液は温度で粘度が変化するため、温度変化の少ない場所への設置、または温度変化に合わせた微調整が推奨されています。

KS-ADVシリーズの製品DATA

※参照元:イプロス公式HP(https://www.ipros.jp/product/detail/2000226610/

KS-ADVシリーズの導入事例

情報が見つかりませんでした。

KS-ADVシリーズの
メーカーについて

ケイエステックは、セミドライ加工に用いるミスト装置や、希釈装置を専門的に取り扱っているメーカー。切削加工における環境改善、加工効率の改善などのサポートを提供しています。

メーカー名株式会社ケイエステック
所在地兵庫県川西市加茂6-110-4
問い合わせ番号072-755-1675
公式URLhttps://kstech-eslim.com/自動希釈バルブ/
現場の生産方式別・切削油
(クーラント)

⾃動希釈装置3選

ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。

連続生産方式
現場には
自動希釈装置
「MAKKY-MINI 65-D」

Makky Mini 65-D(真岐興業株式会社) 引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈液をエアーポンプで供給する方式を採用。加圧タンク不要で内圧の変動による作業中断の発生なし。長時間の連続稼働でも希釈液を安定供給。
  • 離型剤(原液)の空容器を希釈液のタンク代わりにして利用する仕組み。専用タンクを必要としないため、洗浄や補充による作業中断が無い
  • 生産環境や特殊な作業条件に合わせて機能追加可能。圧送ポンプの自動復帰回路やマシンインターロック、凍結防止ヒーターなど。

公式サイトで
装置の仕様をチェック

受注生産方式
現場には
クーラント自動希釈装置
「MX-600C」

クーラント自動希釈装置(株式会社CEM) 引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈率を1.0~20.0%の範囲で精度±0.2%で管理。受注生産方式で求められる製品ごとに異なる濃度に設定できるため、個別の品質基準にも対応可
  • 使用量や濃度設定を記録する機能があるため、受注ごとの履歴管理可。品質管理の問い合わせにも対応しやすく、受注生産の信頼性が高まる。
  • 一つの装置で複数の異なる希釈率を同時に設定・供給可能(オプション機能) 。顧客のニーズや仕様に応じた対応ができる

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ロット生産方式
現場には
クーラント液管理システム
「Will-Fill AIO」

クーラント液管理・自動調整システム(WILL-FILL) 引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)

特徴
  • クーラント液のレベルや濃度、水圧、ポンプの速度など、12種類のパラメータを同時に測定・管理可。異なる製品ごとに別の条件が必要になるロット生産に適する。
  • クーラントの残量監視と補給機能により、異なるロットでも連続して作業が行われる。手動操作が少なく、生産の流れを途切れさせない。
  • 定期的にクーラント液の状態を整える機能を搭載。液体成分が均一に保つことができ、ロットごとの品質ばらつきを防げる

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