クーラント液自動希釈供給装置であるFKMシリーズは、搭載されている撹拌機による微粒子化した希釈液の作成、さらにクーラントポンプによる工作機械への配管供給までを、自動で行える装置です。これにより、クーラント液の軽量・調合・搬送・補充といった手間を省くことができ、作業員の負担を軽減。人件費を減らせるだけでなく、生産設備等のオペレーション業務に集中できるようにもなります。
クーラント液自動希釈供給装置FKMシリーズは、1~10%の間で濃度調整が可能です。エジェクター機構を用いることなく、軽量を実施するため、その精度は±1%以内と正確です。安定した濃度のクーラント液を自動で供給できるようになるため、工具の摩耗減少・原液の節約・バクテリアの増殖抑制といった、さまざまなメリットを享受できるようになります。
クーラント液自動希釈供給装置FKMシリーズでは、クーラント液の漏洩事故を防ぐための対策として、信頼性の高い液面センサーを使用しています。バルブの開閉は液面センサーからの信号によって行われており、全自動制御によって安全性を維持しています。また、FKMシリーズ1台で、工作機械およそ20台までの供給が可能となっているのも特徴です。
中津川市にある金属加工会社では、工具の摩耗を防ぐためにクーラント液自動希釈供給装置を導入しています。設定値2.5%、水分蒸発を踏まえて実測5%を常時確認し、導入前後の2ヶ月間における工具の摩耗状況を比較します。20%の費用削減効果を実現でき、年間240万円のコストダウンとなりました。
2013年に機械加工用クーラント液関連装置事業をジャパンセパレーターから買収し、中小製造業向け設備事業に参入した中部クリーン。現在は、クーラント液自動希釈供給装置を中心に、浮上油回収装置・ろ過装置などの販売も手掛けています。
メーカー名 | 中部クリーン株式会社 |
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所在地 | 岐阜県可児市広見在原518 |
問い合わせ番号 | 0574-63-1221 |
公式URL | http://chubu-cl.com/products/coolant/ |
ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。
引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)
引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)
引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)