機械部品加工・製造の⽣産性を上げる⾃動希釈装置ガイド
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クーラント液管理・自動調整システム「Will-Fill」

Will-Fill
引用元HP:福田交易公式HP
https://www.fukudaco.co.jp/products/types/other-products/coolant/coolant1.html
目次

クーラント液管理・
自動調整システム
「Will-Fill」の特徴

クーラント液の量や濃度を自動測定

クーラント液管理・自動調整システム「Will-Fill」は、ベルギーのDierickx-Tools社が開発したクーラント液の管理・調節デバイスです。日本国内では、福田交易が輸入販売を行っています。

Will-Fillには各種センサーが搭載されており、クーラント液の量や濃度を測定。必要とされる補充量を自動算出し、調整を行います。オプションにより、pHやEC(熱伝導率)の測定も可能です。

クラウド上で
いつでもデータ確認が可能

Will-Fillでは、ネット回線に接続することによりクラウド上でデータチェックを行うことが可能です。測定データはデバイス内に記録されており、専用ソフトを使うことなくいつでもデータを確認することができます。また、オプションでFTPやOPU UAによるデータの外部出力も可能となっています。

クーラントの管理やコストの削減

Will-Fillを導入することで自動的にクーラントの液量や濃度がコントロールされるようになり、コンディションを維持できるようになります。安定した状態のクーラントを使用することは、工具の寿命を延ばすことにもつながるでしょう。また、クーラント液自体の寿命も延び、入れ替えによるダウンタイム・廃棄コストの削減も期待できるようになります。

コンパクトサイズで省スペース

Will-Fillはコンパクトに設計されているため、広いスペースを必要としません。設置も新規または既存のクーラントタンクに設置するだけと、シンプルな作りとなっています。

また、標準タイプのWill-Fill NEOと、pHやECセンサーが搭載されたWill-Fill IONの2タイプがラインナップされており、ニーズに合わせて選べるのも特徴です。さらに、クーラントの流出やプロセスの移乗動作を検知するアラート機能もついており、問題が発生した場合は補充をただちに停止するなど、安全面にも配慮しています。

クーラント液管理・
自動調整システム
「Will-Fill」の製品DATA

クーラント液管理・
自動調整システム
「Will-Fill」の導入事例

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クーラント液管理・
自動調整システム
「Will-Fill」の
メーカーについて

Will-Fillの開発・製造・販売を行っているのは、ベルギーの機械工学関連会社DIERICKX Tools社。日本では、福田交易が輸入・販売を手がけています。

メーカー名DIERICKX Tools(日本での販売元:福田交易株式会社)
所在地東京都中央区明石町11-2(福田交易)
問い合わせ番号03-5565-6811(福田交易)
公式URLhttps://www.fukudaco.co.jp/products/types/other-products/coolant/coolant1.html
現場の生産方式別・切削油
(クーラント)

⾃動希釈装置3選

ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。

連続生産方式
現場には
自動希釈装置
「MAKKY-MINI 65-D」

Makky Mini 65-D(真岐興業株式会社) 引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈液をエアーポンプで供給する方式を採用。加圧タンク不要で内圧の変動による作業中断の発生なし。長時間の連続稼働でも希釈液を安定供給。
  • 離型剤(原液)の空容器を希釈液のタンク代わりにして利用する仕組み。専用タンクを必要としないため、洗浄や補充による作業中断が無い
  • 生産環境や特殊な作業条件に合わせて機能追加可能。圧送ポンプの自動復帰回路やマシンインターロック、凍結防止ヒーターなど。

公式サイトで
装置の仕様をチェック

受注生産方式
現場には
クーラント自動希釈装置
「MX-600C」

クーラント自動希釈装置(株式会社CEM) 引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈率を1.0~20.0%の範囲で精度±0.2%で管理。受注生産方式で求められる製品ごとに異なる濃度に設定できるため、個別の品質基準にも対応可
  • 使用量や濃度設定を記録する機能があるため、受注ごとの履歴管理可。品質管理の問い合わせにも対応しやすく、受注生産の信頼性が高まる。
  • 一つの装置で複数の異なる希釈率を同時に設定・供給可能(オプション機能) 。顧客のニーズや仕様に応じた対応ができる

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ロット生産方式
現場には
クーラント液管理システム
「Will-Fill AIO」

クーラント液管理・自動調整システム(WILL-FILL) 引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)

特徴
  • クーラント液のレベルや濃度、水圧、ポンプの速度など、12種類のパラメータを同時に測定・管理可。異なる製品ごとに別の条件が必要になるロット生産に適する。
  • クーラントの残量監視と補給機能により、異なるロットでも連続して作業が行われる。手動操作が少なく、生産の流れを途切れさせない。
  • 定期的にクーラント液の状態を整える機能を搭載。液体成分が均一に保つことができ、ロットごとの品質ばらつきを防げる

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