不水溶性切削油は、工業加工において重要な役割を果たします。そのまま使用される油ベースの製品で、特に精密加工が求められる場面でその価値を発揮。以下、主要な成分とそれぞれの特性を解説します。
不水溶性切削油の基本成分は、鉱油および脂肪油です。これらの油は以下のような特性があります。
| 成分 | 特性 |
|---|---|
| 鉱油 | 高い熱安定性を持ち、潤滑性が長時間持続します。加工時の高温でも分解や酸化が少ないため、耐久性が高いです。 |
| 脂肪油 | 優れた浸透性と潤滑性を提供し、摩擦を減少させることで工具の寿命を延ばし、加工品の仕上がりを向上させます。 |
不水溶性切削油には極圧添加剤が含まれることがあり、これには以下の種類があります。
| 添加剤の種類 | 特性 |
|---|---|
| 硫黄系 | 高温での切削時に金属表面に固体潤滑皮膜を形成し、切削性能を向上させます。 |
| 塩素系およびリン系 | 切削点で化学的に反応し、金属の耐摩耗性を高めることで、加工精度を保ちます。 |
不水溶性切削油の多くは消防法に基づく危険物に該当するため、適切な取り扱いが求められます。火災予防措置としての適切な保管と取り扱いが含まれます。
水溶性切削油は、その冷却効果と機能の多様性から、多くの工業プロセスで重宝されています。主に、水をベースとしてさまざまな添加剤が配合されていることが特徴です。
ここでは、水溶性切削油の主要な種類と成分について解説します。
水溶性切削油は、主に以下の成分から構成されています。
| 成分 | 機能 |
|---|---|
| 界面活性剤 | 油と水の混合を可能にし、安定したエマルションを形成します。 |
| 潤滑剤 | 鉱油や脂肪油など、機械の動きをスムーズにし、摩耗を減少させる役割を果たします。 |
| 防錆剤 | 錆の形成を防ぎ、機械の長寿命化を支援します。 |
| 消泡剤 | 加工中に発生する泡を抑制し、効率的な作業を維持します。 |
水溶性切削油は、その組成によって多様な工業プロセスに適用可能であり、特にその冷却効果と環境適応性が評価されています。適切なタイプの選択は、加工の効率と品質を大きく左右するため、使用条件と要件に応じた適切な製品選びが求められます。
水溶性切削油の効果をより引き出すためには、適切な濃度での使用が必要です。自動希釈装置は、この点で大きな助けとなります。
適切な切削油の選択と管理は、高品質な加工結果を得るために不可欠です。そのためには切削油の成分を正しく理解し用途にあった切削油を選ぶことが大切です。
ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。
引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)
引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)
引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)