機械部品加工・製造の⽣産性を上げる⾃動希釈装置ガイド
機械部品加工・製造の⽣産性を上げる⾃動希釈装置ガイド » 切削油(クーラント)自動希釈装置カタログ » 楽~ラント

楽~ラント

楽~ラント
引用元HP:岩本工業公式HP
https://iwmt-kg.jp/
目次

楽~ラントの特徴

切削液の自動作成で作業負担を軽減

楽~ラントは、水とクーラント原液を設定された濃度で混合し、希釈・攪拌・補充までを完全自動で行う装置です。100Vの電圧で作動するため電圧工事は不要、水道管をつなぐだけでクーラントタンク内の液量を満タンの状態で維持します。使用環境によって異なりますが、40台程度まで同時接続できるのも特徴です。

楽~ラントは水道法性能基準適合

水道法では、逆流を防ぐために飲料用の水道管と他の配管との直結を禁じていますが、楽~ラントは水道法性能基準適合品です。水道法で定められているさまざまな要求事項をクリアしているため、飲料用の水道配管への接続が認められています。そのため、特別な工事なしに設置できるのがメリットです。

デジタル表示で濃度変更もラクラク

楽~ラントにはデジタル表示のディスプレイが搭載されており、数値を見ながら濃度を変更することができます。濃度計でわざわざ数値を測定する必要がなく、ドラム缶の残量・水流量・油積算カウンターなども一目瞭然です。曜単位で装置の起動・停止を設定でき、電源のオン・オフについても自動制御となっています。

楽~ラントの製品DATA

楽~ラントの導入事例

ISS山崎機械 水口工場

工作機械14台+7台+12台に対し、楽~ラントを3台導入した事例。以前は約20㎏の切削液のペール缶を人力で補充していましたが、楽~ラントを導入してからは作業員の負担が軽減。切削液の管理をする必要もなくなり、切削工具や切削液のコストも削減されました。

※参照元:岩本工業公式HP(https://iwmt-kg.jp/

楽~ラントの
メーカーについて

岩本工業は、建設機械・工作機械・産業機械におけるNC旋盤およびマシニングセンタ等による機械加工、クーラントサーバーである楽~ラントの設計・製造・販売を手がけている会社。材料調達から加工・組み立て・塗装・検査まで一貫対応しており、品質を保ちながらの低コスト・短納期を実現しています。

メーカー名岩本工業株式会社
所在地石川県白山市倉部町2014
問い合わせ番号076-275-1185
公式URLhttps://iwmt-kg.jp/
現場の生産方式別・切削油
(クーラント)

⾃動希釈装置3選

ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。

連続生産方式
現場には
自動希釈装置
「MAKKY-MINI 65-D」

Makky Mini 65-D(真岐興業株式会社) 引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈液をエアーポンプで供給する方式を採用。加圧タンク不要で内圧の変動による作業中断の発生なし。長時間の連続稼働でも希釈液を安定供給。
  • 離型剤(原液)の空容器を希釈液のタンク代わりにして利用する仕組み。専用タンクを必要としないため、洗浄や補充による作業中断が無い
  • 生産環境や特殊な作業条件に合わせて機能追加可能。圧送ポンプの自動復帰回路やマシンインターロック、凍結防止ヒーターなど。

公式サイトで
装置の仕様をチェック

受注生産方式
現場には
クーラント自動希釈装置
「MX-600C」

クーラント自動希釈装置(株式会社CEM) 引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)

特徴
  • 希釈率を1.0~20.0%の範囲で精度±0.2%で管理。受注生産方式で求められる製品ごとに異なる濃度に設定できるため、個別の品質基準にも対応可
  • 使用量や濃度設定を記録する機能があるため、受注ごとの履歴管理可。品質管理の問い合わせにも対応しやすく、受注生産の信頼性が高まる。
  • 一つの装置で複数の異なる希釈率を同時に設定・供給可能(オプション機能) 。顧客のニーズや仕様に応じた対応ができる

公式サイトで
装置の仕様をチェック

ロット生産方式
現場には
クーラント液管理システム
「Will-Fill AIO」

クーラント液管理・自動調整システム(WILL-FILL) 引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)

特徴
  • クーラント液のレベルや濃度、水圧、ポンプの速度など、12種類のパラメータを同時に測定・管理可。異なる製品ごとに別の条件が必要になるロット生産に適する。
  • クーラントの残量監視と補給機能により、異なるロットでも連続して作業が行われる。手動操作が少なく、生産の流れを途切れさせない。
  • 定期的にクーラント液の状態を整える機能を搭載。液体成分が均一に保つことができ、ロットごとの品質ばらつきを防げる

公式サイトで
装置の仕様をチェック