従来は人が計量容器で希釈を行っていて、容器が2つ必要で均質に混ざらないという課題がありました。自動希釈装置は原液と水をミキサーにより常時自動補給し、均質な希釈液を造ることができます。
コンヒラの自動精密希釈装置は、純水と薬液をブレンドする装置です。高性能のインバータで回転制御することでポンプの吐出量を常時監視します。吐出量は高性能調節計でフィードバックをおこない、安定した希釈ができます。希釈率(混合比率)は広範囲で設定でき、原水を自動流量調整しているのでより安定した高精度な希釈(混合)が行えます。
流量積算を表示して原水・薬液ともに使用量の管理をおこなえます。また、プリンターを付加すれば、使用量の記録を自動でおこなえます。配管や機器はすべてサニタリー使用にすることができます。通信機能を付加すれば、中央監視室での遠隔監視記録を行う事が出来ます。
より安定した希釈液を造るのであれば、スターティックミキサー・ ダイナミックミキサーとの併用もできます。
自動精密希釈装置は、あらゆる分野への応用が可能です。
原液の固形分濃度(40~60%)液をタッチパネルで入力して50%になるよう自動希釈し、±0.2の範囲内に誤差を抑える装置を導入しました。希釈精度範囲内で希釈水の投入が自動停止されるので安定した希釈濃度が保たれます。
液に粘度がありタンク側面に前バッチ液が残ることで精度が安定しない課題がありましたが、タンク内面を鏡面仕上げにして前バッチ液がすべて払い出せるようなりました。ユーザーと数十回に及ぶテストをするなど、一緒に課題をクリアしながら装置を作り上げた事例です。
減圧脱水・排水装置、工場用環境装置、船舶用機器メーカーのコンヒラは、ユーザーのニーズに応えるため他社が諦めた案件でも積極に取り組んできました。現場主義、チームで開発を行い、自前主義ではなく他社競合商品でも良いものを取り込んでユーザーの要望に応えています。
メーカー名 | 株式会社コンヒラ |
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所在地 | 愛媛県今治市北高下町2丁目2番23号 |
問い合わせ番号 | 0898-23-6660 |
公式URL | https://www.conhira.com/ |
ここでは、生産方式別に切削油(クーラント)を自動供給できる希釈装置を紹介します。自社の生産方式に合わせて適切な装置を導入し、生産性アップ・業務負担の低減・コストダウンを目指しましょう。
引用元:真岐興業株式会社
(https://makky.co.jp/product/)
引用元:株式会社CEM
(https://www.kcem.co.jp/product/)
引用元:WILL-FILL
(https://will-fill.com/ja)